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スウェーデン

ノーベルウィークとは??

ノーベルウィークって何?

ノーベル賞が発表されて、しばらくすると授賞式のニュースをみかけますよね。
最近では授賞式よりも、その後の晩餐会のニュースのほうが注目されていたりもしますが・・・。

そしてノーベル賞授賞式のあたりのことをノーベルウィークというのは聞いたことがある人も多いと思います。

ノーベルウィークには現地スウェーデンのストックホルムではさまざまな行事が行われているのです。
でも実際、授賞式や晩餐会以外にこのノーベルウィークに何が行われているか、日本ではあまり知られていませんよね。

そこで、ノーベルウィークにどんなことが行われているのか、ご紹介していきます♪

ではいきますよ~(^^)/

ノーベルウィークとは?いったい何が行われているの??

ノーベルウィークとは?

授賞式の前後の期間を「ノーベルウィーク」と呼びます。
毎年、12月6日から1週間がノーベルウィークです。

ちなみに授賞式は毎年12月10日。
この日はアルフレッド・ノーベルの命日なのです。

式典の会場となるストックホルムでは受賞決定者が一堂に会し、連日、受賞者を祝福するさまざまな行事が行われます。

ノーベルウィークにあたる12月はストックホルの日没は午後4時ごろなのですが、クリスマスが近いこともあり、どこもかしこもイルミネーションやクリスマスのデコレーションで街は明るく輝いているのです。

ノーベルウィークにはどんな行事があるの?

1.Nobel Lecture(受賞者記念講演会)

授賞式より前にまずは、受賞者による講演会が行われます。
これをNobel Lecture(受賞者記念講演会)と呼びます。

12月8日にストックホルム大学マグナ講堂にて毎年行われている祝賀行事の一つです。

このNobel Lectureは慣例で物理学賞、化学賞、経済学賞の順番で行われす。
約30分の講演を受賞者は行うのです。

2.Award Ceremony(授賞式)

12月10日(水)午後4時30分(現地時間)から、スウェーデン・ストックホルムのコンサートホールにおいて、Award Ceremony(授賞式)が執り行われます。

Award Ceremonyには、スウェーデン王室関係者、受賞者およびそのご家族、受賞者の招待客、ノーベル財団の招待客などが入室できます。
入場には招待状とパスポートの提示が求められ、非常に厳粛な管理体制での運営が行われているのです。

Award Ceremonyではスウェーデン王室国王歌の演奏後、モーツアルトの行進曲がオーケストラの荘厳な演奏により流れます。そんな中、受賞者は文化勲章を胸に下げ、入場します。
ノーベル財団のCarl-Henrik Heldin理事長の挨拶の後、ノーベル各賞の選考委員から、各賞の受賞者とその業績・功績の紹介があります。

そして、スウェーデン国カール16世グスタフ国王からメダルと賞状が授与されるのです。

3.Nobel Banquet(晩餐会)

近年この晩餐会のニュースが良くとりだたされていますよね。

授賞式を終えた後、同日午後7時(現地時間)からはストックホルム市庁舎(シティーホール)の青の間でスウェーデン国王はじめ約1200名が参加するNobel Banquet(晩餐会)が開催されます。

晩餐会はスウェーデンのロイヤルファミリーと受賞者が一堂に会して行われます。

毎年、この晩餐会の為に特別なメニューが用意されているのです。

この晩餐会は約4時間も続くんだそうです。
晩餐会終盤になると、各受賞者たちのスピーチが行われています。

晩餐会のあとはダンスホールへ移動して、ダンスを楽しんだり、会話を楽しんだりするそうです。

まとめ

ここでは「ノーベルウィーク」について詳しく見ていきました。

簡単におさらいしておきましょう!

「ノーベルウィーク」とは、12月10日の受賞式前後の1週間のこと。

大きな祝賀イベントとして・・・

・受賞者記念講演会

・授賞式

・晩餐会

がおこなわれます。

そのほかにも、ノーベル財団主催のレセプション、ノーベルコンサート、日本大使館や文部科学省主催のレセプションなどが公式行事として行われています。

さらに、プレスコンファレンスやノーベル博物館への訪問なども行ったています。

ノーベル博物館の椅子に受賞者がサインするのは慣例になっていますね。

このノーベルウィーク、受賞者は分刻みのスケジュールが組まれているんだそうです。

これらのことを踏まえて、今年のノーベルウィークのニュースに注目してみてください!