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スウェーデン

スウェーデン人の英語力はピカイチ!スウェーデン人は勉強しなくても英語が話せるわけとは?

スウェーデンの公用語はスウェーデン語なのですが、スウェーデン人は英語をしゃべれるというイメージを持っている人が多いですよね。

実際、私がスウェーデンに滞在していたころも、スウェーデン人に英語力の高さを感じていました。
大人も子供も、英語で十分コミュニケーションをとれる力を持っていました。

そして、なんといってもとても聞き取りやすい、きれいな英語を話していたのが印象的でした。

スウェーデンではスウェーデン語を第一言語とする人が圧倒的に多く、国内の公的な場(政治・行政や司法など)ではスウェーデン語を使用することが法的に定められているのです。

そのことから、スウェーデンは、多民族国家ではあるものの、多言語社会というわけではなく、日本のようなモノリンガル社会に近いと言えます。

移民が急増していることでも有名なスウェーデンですが、そのような他民族との共通語として英語が機能しているわけではないのに、なぜほとんどの国民が英語を話すことができるのでしょうか?

ちょっと気になったので、調べてみました。
ご興味ある方はぜひ最後までお付き合いくださいね!

スウェーデン人の英語力はピカイチ!スウェーデン人は勉強しなくても英語が話せるわけとは?

スウェーデン人は自然と英語を身につける!

スウェーデン人は、小学校低学年から英語の授業が始まります。
しかし、その時点で多くの子どもたちはすでに英語をある程度知っています。読み書き会話ができ、十分なリスニング力もあるという意味です。

日本でもそのような子供はいますが、家族内に英語話者がいる場合や、家庭教材や英会話教室、保育園や幼稚園などで英語にふれていた子どもたちがほとんどです。

スウェーデンの子どもたちはそのような例外なく、学校で勉強する前段階で、どの子供も英語がある程度話せるのです。

そのわけは、好きな音楽やテレビ番組、インターネットなどを通じて、自然と、ときには無意識に、英語にふれ続けているからなのです。

本当にそれだけ。

スウェーデンのテレビ局の数は少なく、番組も少ない。したがって、子供のうちから海外のケーブル放送などを見る習慣があり、そのほとんどは英語のものそこにスウェーデン語の字幕がつくといった感じです。

映画でもそうですが、スウェーデン語に吹き替えているケースは本当にまれ。ほとんどありません。

生まれたころからそのような環境で育っているため、家の中でも英語がテレビから聞こえてくるのは普通のことなのです。

スウェーデン人に英語の身に付け方

スウェーデン人は子供のことから、英語に触れて育ていると前途しましたが、では、もっと具体的にどんな方法で英語に触れてきたのか説明します。

まずは日常的に行っている英語のインプット、アウトプット方法とは以下のようなものがあげられます。

英語のインプット方法
  • 英語で歌われている音楽を聞く
  • 英語で話されている映画・テレビ番組を字幕つき(スウェーデン語など)で見る
  • 英語で制作されたテレビ・ゲームで遊ぶ
  • 英語で書かれたウェブ・サイトを閲覧・利用する
  • 英語で書かれた書籍や新聞、雑誌を読む
英語のアウトプット方法
  • 音楽を聞きながら一緒に英語で歌う
  • オンライン・ゲームで海外のプレイヤーと英語で会話する(音声通話やメッセージ入力)
  • ウェブ・サイト利用時に英語で情報を入力する
  • ブログなどに英語でコメントをする

日常的に英語を聞き、英語を自ら発信していることから、読み書きなどに偏らず、会話力、リスニング力、とトータル的に身につくのですね。