スウェーデンって実は絵本も豊富で、有名なお話もたくさんあるんです。
中でも最も有名なスウェーデン人絵本作家である”アストリッド・リンドグレーン”の代表作をご紹介したいと思います。
ここではぜひ、子供に読み聞かせたいお話し、子供自身に読んでもらいたいお話しを厳選していますので、ぜひ一度読んでみて下さい(*^^*)
北欧ならではの発想が楽しいお話ばかりです♪
スウェーデンで人気の絵本 厳選3選~アストリッド・リンドグレーン編~
長くつ下のピッピ
『長くつ下のピッピ』(ながくつしたのピッピ、原題:Pippi Långstrump)は最も有名なアストリッド・リンドグレーンのお話しですね。
日本でも有名ですので、知っている人も多いと思います。
ただ、このお話がスウェーデン人作家が書いたものとは知らない人も多いようです。
トミーとアンニカのという名の兄妹は退屈な毎日に飽き飽きしていました。ある日、町外れの「ごたごた荘」(訳によっては「きまぐれ荘」)に女の子がやって来ました。その女の子は赤毛のツインテールにそばかすだらけの顔、そして長い靴下をはいているピッピという名前で、9歳です。船長だったおとうさんが航海中に嵐に巻き込まれ行方不明になってしまい、おとうさんの言葉に従って別荘であるごたごた荘へとやってきたのでした。ピッピと出会ってトミーとアンニカたちはすぐに意気投合し、一緒に楽しい冒険の日々を送るのです。
「エーミルはいたずらっ子」
『エーミルはいたずらっ子』もスウェーデンとても有名なアストリッド・リンドグレーンの作品です。
スウェーデンでは映画化もされているほど親しまれている作品です。
『エーミル』はシリーズ化されおり、中でも「エーミルはいたずらっこ」が最も知られているかな~という感じですが、「エーミルの大すきな友だち」「エーミルとクリスマスのごちそう」なども有名な作品です。
日本でも絵本が販売されていますので、知っているかもしれません。
エーミルは、まんまるの青い目に金髪の天使のようにかわいい男の子。
ところがどっこい、スープ鉢に頭をつっこんでぬけなくなったり、妹のイーダを旗立て柱に宙ぶらりんにしたり、すっとんきょうなごたごたを、つぎつぎに引き起こしてしまいます!
ビックリするようないたずらが次々おこるので、目が離せません!
「山賊の娘ローニャ」
『山賊のむすめローニャ』(さんぞくのむすめローニャ)も、アストリッド・リンドグレーンによって書かれたスウェーデンの児童文学作品である。
1981年に書かれたお話しです。
このお話は児童文学なので、対象年齢は小学校高学年程度でしょうか。
1984年には映画化されており、2014年秋に宮崎吾朗監督により日本でもテレビアニメ化された作品です。
長年に渡って国内外で親しまれているお話しです。
山賊の娘ローニャと少年ビルクは、ライバル関係にある山賊の首領マッティスとボルカの子供でした。落雷によって2つに割れた古城で出会い、しだいに仲を深めていった2人は、山賊間の対立を止めようとします。