【北欧インテリアの疑問】テキスタイルとファブリックって何が違うの?

『テキスタイル』と『ファブリック』って違うの???

北欧のインテリアというと必ずと言っていいほど『テキスタイル』と『ファブリック』ということばが登場しますよね。
なんとなくどっちも布のことかな~っと思っている人が多いと思いますが、それは正解です!

ただ、『テキスタイル』と『ファブリック』には明確な違いがあるのです。

一体何が違うのか、どう使い分けているのかわからないという方が非常に多いので、簡単にまとめてみました。

これを読めば、『テキスタイル』と『ファブリック』の違いがバッチリわかりますので、ぜひ興味ある方はご一読ください(*^^*)
北欧インテリアにまた一つ詳しくなれちゃいます♪

『テキスタイル』と『ファブリック』の明確な違いとは?

『テキスタイル』とは?

テキスタイル【textile】とは、「布や織物」で、加工前のもののこと。主にアパレル業界で使われていることばです。

つまり、テキスタイルとはただの「布」のことですね。

『ファブリック』とは?

ファブリック【fabric】とは、「布や織物」で加工したもののこと。主に雑貨・家具業界で使われていることばです。
 
つまり、ファブリックとは具体的なものでいうと、カーテンやクッションカバーなどの「布製品」のことですね。
 
 

北欧で魅力的なテキスタイルデザインが豊富な理由とは・・・?

そもそも北欧ではなぜテキスタイルが盛んなの??

北欧の国々は、冬が長く年間を通して日照時間が短い為、人々は必然的に家の中で過ごす時間が多いのです。
家の中で過ごす家族との時間を楽しく充実させたい、明るく心地よいデザインで心も明るくなるようにという想いから様々なデザインのテキスタイルが生まれていったのです。
明るい気分で過ごしたいという人々の想いは、ファブリックに彩りを与えました。
そして、そのデザインの中に北欧の暮らしや自然が描かれた北欧柄というものが多く存在しています。

『テキスタイル』と『ファブリック』について ~まとめ~

テキスタイル=布、ファブリック=布製品

これでふたつの決定的な違いがわかりましたね。

北欧の暗くて長い冬をいかに明るく過ごすかという北欧の人々の知恵がつまっているのがテキスタイルであり、それを使ったファブリック製品なのです。
北欧の文化そのものと言えますね。

北欧テキスタイルはカラフルであることがほとんどですが、カラフルでありながらその色づかいは絶妙なのです。
アースカラーと呼ばれる色や、少しくすんでいるような色などが使われることが多く、柄や模様と相まって北欧の温厚、穏やかな雰囲気を作りあげているのです。

生活に彩を与える、心を明るくする、心を穏やかにする、そんな力があるのが北欧のテキスタイルデザインなので、日本でも人気になるのがよくわかります。

北欧テキスタイルが部屋にあると、部屋に温かみが出て、気持ちを明るくしてくれるので、クッションカバーやティッシュカバーなど、手軽に買えるファブリック製品も多くあるので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか??